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2024年7月9日

#6

「採用の増加が進む外国人人材。
私たちの業界はどうだ?
ライカ製品の『言語設定』の豊かさが使える?」


日本の社会を構成する様々な業界で採用が進んでいる外国人人材。 私たちの携わる“測量”が必要となる業界でも、その状況は進んでいる。 ――その状況の変化や受け入れの中で、まず大きな壁となるのが言語ではないだろうか。 スマホアプリをかざしたり、マイクに話しかけるだけで非日本語言語が翻訳される世の中だが、 直訳的な翻訳になることも度々あり、微妙なニュアンスを伝えることが難しく感じられることもしばしば。 特に、業務の中でそのニュアンスを伝えあうことは双方にとって負荷となってしまう場合も。 そんな本記事のテーマは、「ライカ社製品の『言語設定』機能について」だ。 本当に些細な話であるのだが、将来的に当たり前になってくる・選定基準の要素に入ってくるかもしれない機能になりうると、 ここで仮定してみよう。




↑今回のテーマのライカ社製品「言語設定」の画面。

こちらは、マシンガイダンスシステム「Leica iCON」のもの。

対応しているのは、英語だけでない。



 


まずは軽く知っておこう、外国人人材の採用。





まずは、どれだけ外国人人材の採用が進んでいるのかを見てみよう。

2024年1月の厚生労働省発表によると、外国人人材の雇用は200万人を超えたという。
雇用の届け出が義務化された2007年以降で過去最高を更新。


国籍別でみると、以下の順となる。
①ベトナム  518,364 人(外国人労働者数全体の25.3%)、
 ②中国 397,918 人(同19.4%)
③フィリピン 226,846 人(同11.1%)

発表されたデータは2023年10月地点での集計結果であるが、
2024年も各数値が伸長することが予想できる。



 


ライカ製品は、英語以外でも設定可能。

これが、ライカユーザーなら分かる「かゆい所に手が届く」という感覚。




全ての外国人人材が英語話者とは限らない。
英語以外での言語表示もあるのが、ライカ社製品のかゆい所に手が届くところ。

製品のソフトウェアによるが、約30言語から選択できる。

国内メーカー製品だと言語選択はここまで多岐に渡っておらず、
日本語表示のみの製品が多い。

些細な機能だと感じるかもしれないが、あると便利なのもこの機能だ。グローバルメーカーのライカらしさが感じられる。




↑ライカ測量フィールドソフトウェア「Leica Captivate(ライカ キャプティベイト)」の言語設定画面。

31言語から選択できる。





↑【動画】「Leica Captivate(ライカ キャプティベイト)」の言語設定画面動作イメージ。




↑ライカの建設・道路工事用「Leica iCON site ソフトウェア」の言語設定画面。

こちらは29か国語から選択可能。





↑建設現場用3Dマシンコントロールソフトウェア「Leica MC1(ライカ エムシーワン)」の言語設定画面。

こちらは34か国語から選ぶことができる。





↑【動画】「Leica MC1」の言語設定画面動作イメージ。




 



シュミレーターも使えるぞ!

インストールはライカの便利なポータルサイト「myWorld」から。




今回、多言語から言語設定を行えることを伝えている操作画面。
これは実は、PCで操作するシュミレーターを使用している。
決して、メーカーのホームページから拾ってきた画像を張り付けているわけではない。

ライカ社の「myWorld(マイワールド)」に登録すると、製品情報を知ることができたり、
今回の使用したようなシュミレーターがインストールできる。
登録は非常にシンプル。メールアドレスや名前を入力していくと進めることが可能だ。

製品導入の前にシュミレーターに触ってみることで、
操作イメージを深めてみても良いかもしれない。

データも読み込ませることももちろん可能なので、
現場に近いイメージで製品を捉えることができるだろう。




↑「myWorld」では、こんなことができる。



 





↑トータルステーションで使用するソフトウエアのイメージ

シュミレーターで実際に操作できる。



 





↑建設系で使うソフトウェアの使用イメージ。

シュミレーターで実際に操作できる。



 


ライカ製品は、「iPhone」みたいな使用感覚。



――「世界共通で、直感的に触ることができる。」
ライカ製品の操作性を言葉にすると、筆者はこんな風に感じる。

もちろん計測結果の精度の高さが、製品選定の優先事項だ。
しかし、その計測結果を追求するためにスムースな操作性があることがさらに良い。

製品同士の連動性が高いのも、ライカ製品の特長の1つだ。
製品導入のゴールを決めていけば、最短=最小コストで完結させることも目指せるので、
ぜひ、私たちmanfukuまでご相談いただきたい。







 



外国で働く、その人たちに寄り添えるように。

それは、労働環境を整えることになり得るのかもしれない。



外国で働くということは、時には孤独だろう。
また、冒頭でも述べたように細かなニュアンスが双方伝えにくい状況にも出くわすだろう。

作業画面が第一言語で表示されることで、
作業効率の向上や、スキルの更なる向上が狙える。
また、雇用主と従業員の負荷の一部を軽減させることができるかもしれない。

それが、労働環境を整えることになるだろう。




↑ちなみに、ライカのレーザースキャナ系を操作するアプリ「Cyclone Field 360」でも

多言語対応可能。

アプリをダウンロードする端末の言語設定に連動します。

(一部非対応の言語あり)



 





マンフクひとりごと




現場や事務所に行くと、外国人の方を見かける頻度も高くなってきました。
外国人人材の受け入れ条件も緩和の傾向にあり、
これからより、当たり前になると考えられます。

言語はあくまで、コミュニケーションをとるためのツールの1つだと私は考えているのですが、
どの業界も外国語対応が様々な形で必要になりそうです。

本記事では、本当に些細な機能ですが「言語設定」にスポットを当てました。


何かお困りごとがあれば、ぜひ私たちにご相談ください。
実機は、百聞は一見に如かずです!
みなさんとお会いできることを楽しみにしています!



(株)manfuku 松本葵

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