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2024年5月31日

#4

「建設・測量生産性向上展(CSPI)に行ってきました!トレンドはチルトローテータ?」

「建設・測量生産性向上展(CSPI)」が2024年5月22日(水)~24日(金)で幕張メッセで開催された。 本記事ではその様子をみなさまにお伝えする。

 

↑会場の様子。


 

いざ!憧れのCSPIへ!


CSPIを初めて見学するということで、筆者は遠足前のような気持であった。パンフレットによると、過去最大規模の出展社455社とのこと。展示面積約47,000㎡と、もうよくわからない数字である。

株式会社manfukuは大阪を拠点にしているが、関西にいても「CSPI行くの?」という質問がメーカーやユーザー間で飛び交っており、この展示会に向けられている関心度の高さが既に感じられていた。
3日間開催される本展示会だが、今回は初日のみの1日間の見学となった。結果としては1日間では全てを見ることができなかったため、来年は2日間参加したい。

↑会場を見上げると、本展示会のタイトルが。とにかく規模が大きい。





 

各メーカーが切磋琢磨している感じが、痺れる!


各メーカーがそれぞれに趣向を凝らした展示ブースを展開しており、そのオラオラ感が来場者の気持ちを盛り上げる。


↑ドローンも展示されていた。

上空から・地上から、と測ることが当たり前なのだと改めて実感。



↑ロボット×レーザースキャナの技術も、

私たちの生活のもっと身近にやってくるかもしれない。


↑赤枠内には、

ライカ社の自立非行型レーザースキャナ「Leica BLK2FLY」が飛んでいる。



↑製品イメージ動画がかっこいいので、共有します。

ライカはやっぱりスタイリッシュです。


 

もちろん、いつもの技術も。



トータルステーションやGNSS、ARシステムなどといった、いつもの技術も出展されていた。
1度に色々なメーカーの製品を見比べることができたことがシンプルに面白い。

海外メーカーも多く出展しており、「測量や建設って世界共通な部分が多いんだな…。」と感じた。


↑海外メーカーも多くのブースを出展していた。

写真は ComNav Technology社の「Sino GNSS」。


↑ライカ社のARシステム。


↑建設システム社のARシステム。



 

ICT施工機器も充実!


会場を歩いてみた印象は、全体的に重機(特にバックホウ)の展示が多かったということだ。
マシンガイダンスや、遠隔操作システムが目立っていた。

↑重機の遠隔操作システム。まるで、アニメに出てくるコックピットのよう。


↑ライカのマシンガイダンスシステムも展示されていた。



 

重機のトレンドは「チルトローテータ」?


本展示会には屋外ブースも設定されており、ここにも多くの重機が並んでいた。そんな中、多くの油圧ショベルが装着していたのがチルトローテータだ。

バケットが45度傾き、360度回転する油圧ショベルのアタッチメントのことを「チルトローテータ」と呼ぶのだそう。
車体自体を動かさずに、色んな方向で作業ができるため作業効率向上のためのツールとして注目されている。

「チルトローテータに対応しているマシンガイダンスシステム」という点で製品を評価するユーザーもいるようで、
マシンガイダンスシステムの更なる深化が進むことが予想される。

↑チルトローテータのメーカー STEELWRIST(スチールリスト)社のブース。

とても賑わっていた。ちなみに、前回の記事で取り上げさせていただいた梅田土建株式会社様がオペレーターとしてデモを行ったそう。



 

manfukuの営業担当者が注目したのは、これ!



manfuku営業担当者が特に注目したのは、
三菱電機エンジニアリング株式会社ブースで参考出展されていた建機搭載型レーザースキャナだ。

ローラーで使用されることが想定されていて、
トータルステーションでプリズムを見て座標を取得することもできるので、転圧しながら出来形を確かめることが可能なレーザースキャナだ。

manfukuの営業担当者は「シンプルで良い」と思ったとのこと。
今後、注目しておきたい製品の1つだ。

↑建機搭載型レーザースキャナ①



↑建機搭載型レーザースキャナ②



↑建機搭載型レーザースキャナについての説明。

(拡大して見てみてください。)



 

女性独自の目線で建設業界をブラッシュアップする動きも!



本展示会では、製品との出会いだけでなく、業界で働く方たちとのつながりも感じることができた。

筆者自身も現場に取材に行くときにドキドキするのがトイレの問題だったりするのだが、
建設業界に女性の目線を入れようと取り組んでいるのが、東香織氏だ。株式会社ホーシンのブースでの同氏へのインタビューでは、多くの人を集めていた。

また、SNSで活発に情報を発信する株式会社森組(鹿児島県)の横尾氏の姿も。
建設システム社のユーザーインタビューでも大きく取り上げられていた同氏は、建設ディレクターとして活躍している。

建設業界が全ての人にとって、居心地の良い業界になっていくために、manfukuもICT施工機器の普及という点で、お手伝いしていきたいです!



↑「重機女子」として活動をする東香織氏。

重機に一目ぼれして人生が激変したということで、

テレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」にも出演経歴も。

manfukuの営業担当も「俺、見たことある!」とのことだった。



株式会社森組(鹿児島県)工事部の横尾氏(左)と中園氏(右)。






↑筆者を東氏と横尾氏に引き合わせてくださった、

有限会社竜王興産(滋賀県)の工事部部長 寺島氏。

同氏は子ども向けの工事看板を考案・設置するなど、

建設業界のイメージを変えるために奔走している1人だ。


 

↑お祭りみたいな展示会で、とても刺激になりました!



来年からは、「国際 建設・測量展」に生まれ変わる!


2025年は6月18日(水)~21(土)の4日間で開催されるそう。
また、展示会のタイトルも「国際 建設・測量展」に変更されるという。

詳しくはこちらのリンクから!



↑展示会といえば、ノベルティがもらえることも楽しみ。

筆者の今回の1番のお気に入りはGNSS型アクリルキーホルダー。


 

マンフクひとりごと


CSPIの熱量を実際に体験できて、本当に面白かったです。
この記事を読んでいただいている管理職の方、
若手の方を一緒に見学させてほしいなと勝手に思います。

海外メーカーもたくさん出展されていましたが、
日本メーカーも独自に負けずに
さらに発展していってほしいと感じました。
一体感もありながら各メーカーがバチバチしている感じは、
展示会ならではの雰囲気。

来年も楽しみです!
お話してくださったみなさん、ありがとうございました!

(株)manfuku 松本葵




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